飲食店の経理にあたって
少しデータは古くなりますが、2008年の経済産業省の商業統計調査によると、福岡県の飲食店数は60000件近くにものぼるとの調査報告結果がでています。福岡市の天神、中洲地区や北九州市の小倉周辺には大変数多くの飲食店が営業しています。最近では、ワインバーやカフェバーの開業が福岡市の天神、中洲、博多界隈でも数多くみられるようになりました。
飲食店を開業するには、食品衛生法に基づく営業許可をとったり、店舗を探したり、近隣の飲食店の市場調査マーケティングを行ったりと、様々な作業を並行して進めていくことが求められます。
また、食品衛生法に基づき、食品衛生責任者の設置、銀行融資と資金繰りなども検討することになります。その中でも経理の準備については忘れがちになります。もちろん、お金の管理はどの業種でも重要なことですが、飲食店の開業にあたっては、経理処理の準備もしっかりとしておくことが重要です。
飲食店の経理のポイント
飲食業の経理業務の基礎として、様々な検討ポイントがあります。
例えば、営業終了後は、つり銭だけ残して、店内の金庫銀行の夜間金庫等を利用して、余分な現金は店内に残さないようにしておくことが必要です。開店前のレジ中には、必要なつり銭のみを保管しておくようにしてます。材料仕入や経費支出には、レジの釣り銭とは別にしておくことが望ましいと言えます。
銀行に入金される際には、営業日毎の売上金が記帳されるように分けて入金すると日ごとに金額を把握することができてとてもわかりやすいです。
また、1日の営業終了、伝票を電卓で合算してレジの現金と一致させることが重要です。もしも一致しない場合には、その原因を検討することも必要です。その他にもまだまだ経理のポイントは山ほどあります。
もっと知りたい方は、一度経理代行プロサポート福岡の無料相談へお越しください。当事務所では飲食店向けの経理代行サービスも提供中です。
参考ページ
● 経理代行プロサポート福岡のサービスについて
● 飲食店の経理代行について