福岡市で給与計算のアウトソーシングなど経理業務代行サポートを提供

記帳方法とは

記帳には、税務上の特典のある青色申告と通常の白色申告に分かれます。青色申告では、水準が高い帳簿記録を作成することで、税金面で大変有利な処理や措置を受けることができる制度のことです。青色申告では様々な恩恵を享受することが可能になりますが、簿記の知識がある程度は必要となることに注意が必要です。

この場合の記帳については、いわゆる「正規の簿記の原則」 によって作成されたP/LとB/Sを作成することが求められます。P/Lとは、いわゆる損益計算書の略称であり、B/Sとは貸借対照表の略称となります。

正規の簿記の原則では、大ざっぱにいえば、このP/LとB/Sを作成し、資産、負債、資本、売上、費用など、すべての取引を明確に記帳すること求められます。そして、この記帳の段階を経て、貸借対照表及び損益計算書の作成につながるのです。

会計原則の一つである「正規の簿記の原則」経理を実施するには、前述したとおり、経理や簿記の経験、知識が求められます。全く、簿記を経験せずに記帳を行うと、思わぬミスや膨大な時間がかかってしまうことが考えれます。そのような苦労をするのであれば、この記帳作業をアウトソーシングに出すことも一つの選択肢の１つであると考えれます。

経理をしっかりとやることの意義

経理をしっかりやることは、税金の申告のためだけではありません。その他にも経営上、多くのメリットをもたらすのが経理の強みでもあります。つまり、経理情報を活用することで、事業経営の展望に大きく寄与することも多くあります。

例えば、どのような業種、業態にせよ、日常のビジネス取引を帳簿にしっかりと記録して、それを月ごとに数値をしっかりと管理することで、よりビジネスの内容を数字で把握することができます。いわゆる経営の見える化は、この経理作業が第一歩と言えるでしょう。

そして、毎年の事業計画を策定して、計画と実績を比較、分析していくことで、企業の現状の経営状況を振り返ることが可能になります。これを毎年続けることで、3か年の比較、5か年の比較も可能となりうるのです。

この事業計画を作成しておけば、福岡県の補助金や福岡市の補助金にも応募することが可能になります。補助金の内容は、各自治体で様々違いはありますが、福岡市でも、豊富な補助金のラインナップを準備していますので、詳しくは福岡市などの自治体ホームページを見てみると良いでしょう。

参考ページ

●　給与計算・年末調整サポートセンター福岡のサービスについて

●　記帳を開始するときのポイント　‐帳簿を始める場合のポイントとは

●　財務会計の基礎知識

●　会計ソフトの選定について　‐経理ソフト導入に際してのポイント